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けいご

視覚支援機器を使って動物園を楽しむ

 11月13日、奈良県を訪れた歩む会一同は、アルビノ当事者団体である「アルビノ・ドーナツの会」の代表・薮本舞さんと懇談しました。現在は当事者の学生に向けて視覚支援機器を体験する機会を設けようとタイアップ企画を実行中だそうです。


 アルビノの正式名は「眼皮膚白皮症(アルビニズム)」です。からだの色素が生まれつき不足している状態のことを指します。 個人差がありますが、肌や髪の色が薄くなる症状が起きます。それによって、紫外線に弱くなったり、視力障害(弱視)を伴う人がいます。

 薮本代表はこれまで「見た目」の違いや、「見えづらさ」「アルビノ」のことへの無理解から、就職活動で困難な経験をしてきました。そんな中2007年に設立させたのが「アルビノ・ドーナツの会」です。「支えあえる人の輪を作る」事がしたいと、当事者交流会の開催やアルビノに関する啓発活動を続けています。

 現在進行しているタイアップ企画では、「学生や子どもたちに動物園を自分の目で見て楽しんでほしい」とクラウドファンディングで支援を募っています。『レティッサ』という株式会社QDレーザが開発する視覚支援機器を使いながら、和歌山県にあるアドベンチャーワールドを回る計画をしています。

↓「アルビノの学生に自分の目で動物園を楽しんでほしい!」クラウドファンディングのWEBページはこちらになります!


 「これからの可能性や選択肢がもっと広がるのではないか」と企画実現に期待を寄せています。クラウドファンディングの期間は12月8日までで、動物鑑賞会は12月17日を予定しているそうです。

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