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執筆者の写真事務局

2月13日(日)アサーティブ・コミュニケーションWSの報告

去る2月13日(日)に開催した「アサーティブ・コミュニケーションワークショップ」のレポを、今回は当会サポーターのあいりさんが素敵な文章にまとめてくれました あいりちゃん、ありがとう🍀 これまで各種イベントの報告は事務局が行ってきましたが、なかなか手が回らず焦る気持ちが募るばかりでした。 しかし、3月5日の交流会の後、肩の力がふっと抜けてこう思いました。 「そうだ、みんなをもっと信頼して、助けを求めてみよう」 声を挙げると、参加してくれた当事者さん達が次々と助け船を出してくれました。 そして、書いてくれた記事や選んでくれた写真はとっても臨場感があって心に響きました。 感動しました。 みんな素晴らしいです。 今後は参加した方々の生の声をダイレクトに届けていきたいと思います🍀

 

【サポーターあいりさんより】

昨年の秋に開講されたアサーティブ・コミュニケーション講座の第二弾が2月13日に行われました。

アサーティブ・コミュニケーションとは、相手の立場や考えを尊重しながらも、自分の主張をはっきりと伝えるコミュニケーション方法のことです。


今回も引き続き特定非営利活動法人アサーティブジャパンから牛島のり子さんを講師にお迎えし、20代の当事者さんたちを中心に参加人数4人での講座となりました。


アサーティブにコミュニケーションを行う心がけを今一度教えて頂くとともに、「誰々に何々を伝えたい」という具体的な設定をそれぞれ持ち込んで、その場面設定における会話をアサーティブに行えるよう実演してみる実践的なワークも行いました。

3時間に渡るボリュームのある講座でしたが、少人数で談笑も交えた心地のいい雰囲気のおかげで、まるでその時間の長さを感じさせない楽しいものとなりました。


講座の最後にはなんとも興味深いお話を聞くこともできました。

アサーティブ・コミュニケーションは、薬物使用により服役している受刑者が、刑務所を出所後に元仲間からの薬物の誘いを断るための技術としても使われているそうです。こういうところにおいてもコミュニケーションの技術が重要になってくるのですね……!😲

リンパ管腫当事者の私で言えば、やはりお医者さんとの会話の際に有効でしょうか。

例としてお医者さんを出してしまいましたが、自分も相手も尊重するこの対話方法は、特定の場面だけに活用・有効にするというより、日常的にどの場面でも使っていけたら一番いいのだろうなと思います。

相手の言葉に耳を傾ける。誠実に向き合う。伝え方に配慮を持つ。

これらの意識(=尊重)は場面や人を問わずに、人が人として人の中で生きていく上で、誰もが心の土台に持つべきものであると思います。尊重は、人にとってとても基本的な心がけであり、生涯にわたって大切にしていくことの一つに入るのではないかと私は感じます。 そういう意味でも、相手としっかり向き合った上で自己主張をするアサーティブ・コミュニケーションは、たくさんの意義を持った素晴らしいものだと再度実感しました。

未だにコロナは収束してくれず、お互いに不穏なもやもやとした距離感を持たざるを得ない現状が続いていますね。そんな距離感のなかで私たちは日々懸命に、時には投げやりに、言葉や態度を介して自分とは違う誰かとコミュニケーションを取り続けています。

前回・今回と講座を受講された方はもちろん、されていない方も、こんな時期だからこそ自分と自分に関わる人たちが少しでもよりよい日々を送れるように、コミュニケーションの方法・在り方について一度考えてみるのもいいのではないでしょうか。

 

最後になりますが、講師をして下さった牛島さんと参加者さんに改めて感謝を申し上げます。この度はこのような素敵な機会と時間を作り上げて頂き、本当にありがとうございました🥰

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